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■商店街は地域コミュニティの強い味方です


 昨今、地域コミュニティの大切さとともに、商店街の役割が見直されています。
 商店街は生活に必要な物を提供するだけでなく、「地域の区民の日常生活を支える公共的な役割を担う」存在として、重要な責任を果たしています。“出会い・ふれあい・支えあいの場”としての商店街は、皆さまとの顔の見えるおつきあいを通して、地域の安全・安心、環境、福祉、さらには子どもの社会教育や食育、文化の創造や伝承など、街づくりに関する多くのことに日々貢献しています。また、商店街が元気に活動しているところでは犯罪が減少しているという調査結果も出ています。
 ここでは、環境や防犯、相談、子育て支援、他の自治体と連携したユニークなイベントなど、地域に根づいた活動を紹介させていただきます。そして、このような活動が一つひとつの商店街だけでなく、様々な情報を共有しながら、区内全商店街の活動に広がっていくことを期待しています。
 区内の商店街が「世田谷区商店街連合会」のもとに一丸となり、地域コミュニティの発展に取り組んでいきましょう。

桑島 俊彦
世田谷区商店街連合会 会長
全国商店街振興組合連合会 理事長

誰もが笑顔で集える場所は地域の方々にとって心強い味方

ほぼ毎月開かれるイベントやセールなど、世田谷区内屈指の賑わいを見せる烏山駅前通り商店街。商店と地域のつながりを築くため、ポイントやスタンプに付加価値を持たせる取り組みを続けてきました。

笑顔と言葉もポイントに

商店街の中心にある町のよろず相談所「笑顔せたがや」。商店街のことからスタンプの活用法まで、どんなことでもボランティアスタッフが親身に相談にのってくれます。なかには、人生相談をする方がいたりと地域の方々の大切な心の拠り所です。相談に訪れるとポイントがつくこともほかにはない特徴のひとつ。11月15日(日)に世田谷区と共同で開催する地域活動紹介フェアでは、職業紹介として商店街の求人案内を告知予定。短時間のアルバイトなどを紹介します。

相談所員の山崎さんは訪れる方をメンタル面からフォロー
お話を伺った松永専務理事。ポイント制度を支える縁の下の力持ち。

商店街には160店舗が加盟。町全体を盛り上げている。
ひと休みできる憩いの広場

ポイント制度の先駆街



ダイヤスタンプほか、コミュニティポイントをカウント。スタンプ加盟店で購入すると100円につき1枚もらえる。

昭和40年代から続いているダイヤスタンプは商店街独自の地域通貨。加盟店での利用額に応じて受け取れ、旅行やバスカード、健康診断などの特典と交換できます。従来のポイント制度と異なるのは、商店街と地域をつなぐコミュニケーションツールとなっていること。特典の交換時には事務所までお越しいただくなど、地域の方々と顔の見える付き合いを心がけています。ICカードのLUCKカードには資源のリサイクル活動や駐輪場の利用などに応じたコミュニティポイントがたまる機能をプラス。

ポイントをためることが楽しみで商店街を訪れた方が、ポイントを使って買い物をしていく。ポイントをめぐる商店街と地域の循環システムがこの商店街の活気を支える底力となっています。また、月に一度、街の美化を目指し、商店街や駅周辺の清掃活動を行うクリーン作戦を実施。地域住民同士のコミュニケーションの場ともなっています。