住みたい街

生活情報、周辺施設のご紹介

千歳鳥山散歩道

烏山寺町(北烏山)

浅草・築地・芝といった土地で江戸時代から知られた寺々が、関東大震災後、自発的に移ってきたものと、東京市の区画整理で移転したものと合わせて26の寺院が集まって、大正末年から昭和初期にかけて形成されたのが現在の烏山寺町です。

春の桜を始め四季折々の花が楽しめます。また、高源院の弁天池のカモや、関東大震災で焼け残った梵鐘のある妙寿寺、江戸の浮世絵師歌麻呂の墓のある尊光寺など、緑と静寂の漂う街並みは「小京都」と言われるほどです。

寺町を走るバス(久我山病院行きの関東バス)は1時間に2~3本の間隔で運営されていますが、千歳烏山駅から寺町最初の妙高寺までは、歩いても15分ほど。ぜひ、一度、足を伸ばしてみてはいかが?

都立蘆花恒春園(粕谷1-20-1)

欅や橡などの樹木が生い茂る8万m2の敷地は、恒春園区域、児童公園、花の丘区域他に分かれています。恒春園区域には、小説家・徳富蘆花が明治40年から20年間を過ごした茅葺の家が、当時の面影のまま残され、晴耕雨読を旨とした晩年の蘆花の生活ぶりを垣間見ることができます。

京王線芦花公園駅から徒歩15分、環状八号線沿いにあります。開園時間は9:00~16:30(施設見学は9:00~16:00)、入園料は無料です。

世田谷文学館(南烏山1-10-10)

世田谷ゆかりの文学者を中心とした資料収集、展覧会を行うほか、ジャンルを超えた企画展、講演会、映画会、朗読会、コンサート、ジュニア向けプログラムなど、幅広い年代に向けた展覧会、催し物を数多く実施。1995(平成7)年の開館以来、 区内外から多くの来館者が訪れています。

烏山神社(南烏山2-21-1)

もともとは「御嶽神社」と称していましたが、町内の神明宮、天神社、稲荷社を合祀し、昭和37年に「烏山神社」と改称し、今に至ります。

場所は、京王線千歳烏山駅と芦花公園駅のちょうど中間のあたり。毎年9月にお祭りが行われ、境内いっぱいに出店が立ち並びます。

八幡神社(粕谷1-23-18)

蘆花恒春園の隣に位置する旧粕谷村の鎮守。地名から粕谷八幡神社とも呼ばれています。境内には、徳富蘆花が「別れの杉」と名付けた杉の木がありました。蘆花はいつもこの杉の下で客人を見送っていたのだとか。残念ながら今では枯れてしまい、根元部分しか残っていませんが、二代目である杉が近くに植えられています。